セ・リーグ全日程が終了 打撃タイトル争いの結果は…… 阪神・大山、DeNA・牧が初タイトル 阪神・中野は初の最多安打

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10月4日でセ・リーグは全日程を終了。打撃タイトル争いの結果を振り返っていきたい。

各タイトル一覧

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首位打者はDeNA・宮崎敏郎が6年ぶり2度目

首位打者はDeNA・宮崎が2017年以来、6年ぶり2度目の獲得。打率.326で2位の広島・西川(.305)を2分1厘引き離す大差での獲得となった。2017年は打率.323で、自身の打率キャリアハイも更新している。

宮崎敏郎 通算成績
年度打率試合打席安打本塁打打点得点三振四球盗塁出塁率長打率OPS
2013.2503358132571120.310.404.714
2014.1545132000300.154.231.385
2015.2895816344110132160.331.362.693
2016.2911013358811363130250.361.454.815
2017.32312852315515625347380.377.479.856
2018.31814259017528717145380.363.532.894
2019.28411447312315495435320.334.443.777
2020.30111346012914534729240.341.464.805
2021.30114156915616736153410.353.455.808
2022.30012248213016505135440.365.470.835
2023.32612446113320714743411.395.539.934
通算.3041081412711481384804353522911.359.474.833
赤字はタイトル獲得

最多本塁打は巨人・岡本和が2年ぶり3度目

本塁打王は巨人・岡本和が41本塁打で2021年以来2年ぶり3度目の獲得。昨季まで2年連続の本塁打王、ヤクルト・村上に10本差をつけてのタイトルとなった。レギュラーに定着した2018年から6年連続で30本塁打以上をマークしているが、40本到達は自身初めてとなった。

岡本和真 通算成績
年度打率試合打席安打本塁打打点得点三振四球盗塁出塁率長打率OPS
2015.21417316142422.290.321.612
2016.1003101000200.100.200.300
2017.194153560221040.286.226.512
2018.3091436161673310082120722.394.541.935
2019.265143628147319484132623.343.485.828
2020.27511850012131977985552.362.545.907
2021.2651435921383911371108571.341.530.871
2022.25214058913130826394581.336.469.805
2023.278140589140419383111720.374.584.958
通算.272862359085720658546666638211.356.519.875
赤字はタイトル獲得

最多打点はDeNA・牧 3年目で初のタイトル

打点王は103打点でDeNA・牧が獲得。プロ3年目で初のタイトルとなった。2位で93打点の岡本とは終盤まで競り、8月は岡本が12本塁打を放って25打点を稼いだが、牧は7本塁打ながら岡本を上回る26打点を叩き出し譲らなかった。昨季の87打点を大幅に更新し、自身初の100打点超えとなった。

牧秀悟 通算成績
年度打率試合打席安打本塁打打点得点三振四球盗塁出塁率長打率OPS
2021.31413752315322717385272.356.534.890
2022.29113556814824876382433.354.507.861
2023.293143605164291037885332.337.530.867
通算.2994151696465752612142521037.349.523.872
赤字はタイトル獲得

最多安打は2020年ドラフト同期のDeNA・牧と阪神・中野

最多安打は打点王の牧と阪神・中野が164本の同数で、2020年ドラフトの同期がタイトルを分け合う形に。3位の中日・岡林も加えて3人でシーズン最終盤まで争った。牧は1年目の153安打が過去最高で、安打数のキャリアハイも更新した。中野はこれまでの獲得タイトルは2021年の盗塁王で、最多安打は初。過去最高は昨季の157安打で、こちらもキャリアハイを更新している。

中野拓夢 通算成績
年度打率試合打席安打本塁打打点得点三振四球盗塁出塁率長打率OPS
2021.27313552512713645812930.321.328.649
2022.27613561015762569891823.301.346.647
2023.285143660164240801075720.349.343.692
通算.2784131795448910119427710473.324.340.664
赤字はタイトル獲得

最多盗塁は阪神・近本が2年連続4度目

盗塁王は28盗塁で阪神・近本が2年連続4度目の獲得。骨折による離脱で129試合の出場だった中で、2位の中野に8盗塁差をつけた。過去3度のタイトルと比べると今季の28盗塁は最小だが、成功率.903は昨季の.857を上回る最高の数字となっている。

近本光司 通算成績
年度打率試合打席安打本塁打打点得点三振四球盗塁出塁率長打率OPS
2019.271142640159942811103136.313.375.689
2020.29312051913994581613031.344.416.759
2021.313140612178105091583324.354.441.795
2022.29313258015433471634130.352.352.704
2023.28512958514385483716728.379.429.809
通算.291663293677339225407363202149.348.402.750
赤字はタイトル獲得

最高出塁率は阪神・大山 7年目で初タイトル

最高出塁率は阪神・大山が.403で獲得。プロ7年目で初の打撃タイトルとなった。これまでの最高は昨季の.358で、大幅に出塁率キャリアハイを更新した。

2位で首位打者の宮崎は打率.326、出塁率.395。大山は打率では.288と宮崎に大きく離されたが、IsoD(出塁率 – 打率)が村上の.119に次いで僅差でリーグ2位(規定打席以上)の.115をマーク。阪神のチーム方針通り、四球をしっかり選んでいくことでタイトルを手に入れた。

大山悠輔 通算成績
年度打率試合打席安打本塁打打点得点三振四球盗塁出塁率長打率OPS
2017.23775221477382541182.309.414.723
2018.2741173789511484854265.326.447.773
2019.25814358713914765298393.312.401.714
2020.28811647112228856696411.357.560.918
2021.26012951212121715589372.313.453.765
2022.267124510117238754103590.358.469.827
2023.288143625148197880120993.403.456.859
通算.270847330478912348338060131916.344.459.803
赤字はタイトル獲得
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